オイル漏れ修理 その１
なぜ「その１」なのか、結論から言うと今回オイル漏れ修理は完了してないからです。
その２、は大変なのでやるかは未定ですけど・・・。
オイル漏れが酷くなって
最近、地面にオイル漏れ跡が大きくなって、オイル漏れが酷くなってきているので修理が必要と考えてました。
問題は、「オイルパンからの漏れ」か「リヤ・クランクシールからの漏れ」なのか判断が難しいのです。「リヤ・クランクシール」から漏れていると、エンジンとミッションの間なので凄く面倒で、そこまではしたくないなと、オイルパンからの漏れのつもりで修理を進めていきます。
ＺＣ３１Ｓの場合、オイルパン・パッキンは液体ガスケットなので時間が掛かるだけでお金はそんなにかからないので、始めやすいです。
始める前にワイパーゴムの交換です。エアロタイプに変更してますが、これは凄くいいです。
ここの、エンジンとミッションの間から漏れてます。オイルパンかシールか、取り敢えずオイルパンのガスケットを塗りなおして確認します。
ちょっと酷いですよね。
オイルパンの下にマフラーが通っているので、フロントパイプを外すのですが先にリヤのＯ２センサーを外しておきます。
外れにくいので、良い浸透剤をたっぷりスプレーしておきます。
たっぷりスプレーしたら、暫くおいておきます。
ここのボルトが外れない場合は、ボルトをバーナーで焼いてから素早く浸透剤をスプレーする必要があります。
Ｏ２センサー外しはＳＳＴ（特殊工具）を使いますが、時々しか使わないので中華製の安い奴です。
Ｏ２センサーを外したら、いよいよ排気系の錆びてるボルトを外します。一番長いハンドルでえいやっと回すと外れました。
これでオイルパンにアクセスできますが、エレメントも外しておく事をオススメします。今回は外さなくても出来ましたが、邪魔になります。エンジンオイルはこのタイミングで抜きます。先に抜いておいてもＯＫです。
オイルを抜いたらオイルパン・ボルトとナットを外します。
特殊工具 その２、オイルパン・カッターです。
これをブロックとオイルパンの境目にハンマーで打ち込んでいくのですが、中々良い位置が無いのでブレイカーバーを使って隙間を作り手でカッターを入れてハンマーでスライドさせていきます。
そうそう、真ん中の黒い仕切り板は外します。ボルト２本です。その上に見えるでっぱりを下に押し下げると隙間が出来るので、このでっぱりの左側から外していきます。最初だけ大変で、あとは簡単に外せます。
無事外せました。ボルトは４本ほど緩めておくだけにして、オイルパンの脱落防止を考えてましたが、そこまで勢いよく外れてはこなかったです。
ここからが重要
外れたら古いガスケットを掃除するのですが、ここが一番重要です。
自分もここは時間をかけて、２時間と少し時間を割いてます。
内部はバッフルを分離して洗剤で洗うのでいいですが、ガスケットは固いナイロンブラシとブレーキパーツクリーナーでガスケットは取っていきます。
ボルト穴のガスケットはマイナスドライバーでとりました。
オイルストーンで磨いてはいけません。密着力を上げるように、金属の模様が出るまでブラシできれいにします。
同じように反対側も綺麗にするのですが、こちらは上にあるので大変です。筋トレなのかと錯覚しながらの作業です。ここが仕上げに一番左右するので、しっかり綺麗にします。
綺麗にしたらいよいよ貼り合せです。トヨタの液体パッキンは１０分程時間的余裕があるのですが、今回は速乾のホルツなので乾燥時間は3分程。写真撮る余裕もなく貼り合せます。
オイルパンに均一になる様に塗ったら貼り合せて、そのままボルトをどんどん入れていき、最後にトルクレンチでトルク管理します。
しますが・・・。
やってしまいました。まさかのボルトねじ切り。こんな事が起きない様にトルクレンチを使ってるのに・・・。やはり安物はダメですね。10年前の中華製トルクレンチ、買い替え決定です。
ネジ切れたボルトは、暫くはパッキンでオイル漏れはしないのでそのままにします。ヘレサートはアルミブロックの為使用不可、何とか抜く方向で考えます。
Ｏ２センサーも念の為交換です。交換時期は8万ｋｍ毎となってます。
ただ、この車の場合フロントバンパーを外してアクセスするのでしょうが、これはフロントバンパーを外すのが大変なので、適当な部分で繋ぎなおします。
何故かはんだのノリが悪く、きちんとは繋がってません。
防水処理をして、下の垂れてこないようにしたら完了です。
エンジンをかけてオイル漏れをしてこなければ完了です。
オイルパンからは漏れてきてません。ボルト折れ箇所・・・取り敢えずOK。ただし、継ぎ目からオイル漏れしだしました・・・。
リヤのクランクシール交換 決定
やりたくないなあ。でもやらないと・・・。何かと一緒に作業します。ので、作業は暫く先です。
