電子整備 その2 エラーコード1
コンピューター診断なんて簡単でしょ?とよく言われます。
そんなに簡単なら、パソコンに詳しくなろうと自力でブログを始めようとは思いません。
専用機があると楽
エンジンチェックランプが点いたメルセデス・ベンツのW213型E200の点検です。先ずは試運転とアイドリングで様子を見て、コンピューターで診断していきます。
EXTRYです。
これも新しい車両、自動検索されます。
車両確定後・・・
ショートテストを行います。
ショートテスト結果
メルセデス・ベンツの診断機だと、過去故障だと「f」で現在も故障していると「F」と、大文字と小文字で分けています。
f+Fのみの表示に切り替え
エンジンはf(過去故障)なので、消去でも良さそう。
過去故障時のDATAも見れます。流石ベンツ。
カウンターも結構入ってますが・・・
AT不良(例えばスピードセンサー)でもエンジンチェックランプが点きますが・・・。
ATのエラーコードは偶々みたいです。
エンジンのコントロールユニットに入ります。
実測値をみます。
実測値を眺めてみて・・・、偶々入ったエラーでは無さそうですが、すぐに交換が必要なエラーでも無さそうです。
今回はエラー消去で様子見です。
今回は板金作業でリヤバンパーを外しています。ここで、ブレーキランプ不灯のエラーコードが入ります。ここで、ブレーキを踏んでるのに「踏んでない」と感知して速度関連のエラーコードが入り、最終的にエンジンの故障として警告灯が点いた可能性があります。最初、エンジンのエラーコードを消そうとしても消えず、リヤSAM(今回はリヤのライト系)のエラーコードを消してからだとエンジンのエラーコードが消せたので、本当にエンジンの不調かライト系のエラーに起因するのか解らず様子を見てもらいます。
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