電子整備 その1 リセット1
貧乏人にはあまり関係ないですが、自分の場合は「どうにかしないといけない」ので避けられない所です。
最近の車
車は電子整備と呼ぶべき作業が増えてきています。最初、「車に不具合が出たらメーターに表示させなさい」として、世界基準のOBD規格が出来ました。これは排ガスに関連するものでしたが、エンジン以外も見れるようにして「不具合がでたら表示させるだけでなく、内容を記憶させなさい」としたのがOBD2規格となります。今はこのOBD2規格の発展版でCAN-BUS通信にしたOBD2規格となります。
アメリカは自己責任の国、車の整備も自分でする人が多いので、このOBD及びOBD2も自分でどうにかしようと、機械は専用だと高いので安い統一規格の機械を作りました。ELM327というのがそれで、これで車の修理をもっと身近に出来るようにした画期的な品物です。
ELM327 OBD2 Bluetooth for Android & PC – Talent Car Electronic Co., LTD & Eurostileposted with カエレバ
金額も大分安いです。但し、中華製のも混じっていて、通信やペアリングに不安が残るものがありますので、注意が必要です。
そしてもっと大事なのは「アプリ」です。「アプリ」でスマホやアイフォンでマルチメーター化も出来る程ですが、エラーコード出しが出来る・出来ないのもアプリ次第となります。ここはお金次第となりますので、ELM327でなく汎用機が欲しくなる部分でもあります。
HITACHI ダイアグモニタ HDM-8000posted with カエレバ
Autelやランチテックが現実的でオススメですけど。リンク貼れませんでした。検索してください。
それと、自分はスズキに乗ってるのでアプリはSUZUKI用のを入れてます。
このアプリは Google Play で入手できます。
Google Play および Google Play ロゴは、Google LLC の商標です。
どうでもいいですが、紹介を色々してますがどこかからお金が入ってこないでしょうか?特に、アプリは紹介したいのがまだまだありますが、商用登録してないのであまりPV(見てくれる数)が増えると困った事になりそうです。商用使用の申請も考えてるのですが、あちらは本格使用ですので門が狭くどうなるかまだ未定です。
今回はポルシェ
さて今回のお題はポルシェ・ボクスターの718型です。
オイル交換のリセットもコンピューターを繋いでリセットしないといけません。問題はコンピューターは専用コンピューターのPIWISでしかできないと言われ、金額も高級車用金額の確か300万円前後・・・。
買えるかぁ!!
という事で、別の方法にします。制御はボッシュ(日本だとボッシュ=DIYの機械メーカーというイメージですが、ヨーロッパだとメーカーが頭を下げて?制御システムを作ってもらう位なのでメーカーより上のいう認識)なのですが、ボッシュのKTS540とかだとメーカーの意向なのか過去異常も見れないので、ボッシュ以外で見てみます。
かっこいい後ろ姿・・・
ランチテック プロJP3 です。
右ハンドル車で、OBD2は助手席足元のヒューズボックス内。
診断機に因っては過去故障を見れたりリセット出来たりします。ランチテックとAutelは出来るらしいので、そうなるとコストパフォーマンスは高くなりますね。
ヨーロッパ車の中からポルシェを選択します。
ポルシェを選択すると、CAN-BUSだと自動車種選択だったりします。
過去異常も見るため「クイックテスト」を選択
エラーコードが一杯・・・。
中は大したエラーコードは無いので、「偶々入ったコードとして消去」です
繋いだら「クイックテスト」です。ここでエラーコードがあれば中身をみて消去します。例えばセルを回す時、滑って2回しかセルを回せなかったとしても内部エラーとして「ミスファイヤー」等エラーコードが入ります。今回もドアやオープンのエラーで、「偶々入った可能性が高いエラー」は消去しておきます。これは後で実際に警告灯が点いた時、前から入っていたエラーコードか警告灯が点く原因となったエラーコードか判別しやすくする為です。オイル量が多いのは、オイルを抜いて再度消去します。
最近の車には大事なタイヤプレッシャー
最近の車は空気圧のモニターが付いてます。テスターで再調整が出来るのもあれば車体側で出来るのもあります。この車両は「再調整不可」でした。アルミも変えられないのかも・・・。
オイルリセットは、モニターのコンピューターを選んで「特殊作業」からオイルリセットを選ぶと終了です。が、ここは1つ間違えると、コンピューターのリセットが簡単に行われるため選択ミスがとんでもない事になるので、画像なしの方がいいかと思いまして詳しく書きません。この辺だけは自己責任でお願いします。
そうそう、ヨーロッパではオイル交換は「走行距離に関係なく1年毎にエレメントとセットで交換」がスタンダードで、オイルリセットとインスペクション(定期点検)のリセットは同時という車が多いです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません